るろうに剣心 #9「最強の忍び軍団・恐怖の御庭番集」

作画監督は青木康浩さん、原画に青木康浩さん、竹内浩志さん。 他の原画の方も全員スタジオライブで、全編通して顔が芦田豊雄さんっぽかったりします。
佐之助対筋肉男がストレートな殴り合いで熱いです、鉄球よりパンチ。
敵キャラの登場の仕方がかっこいいですね、屋根の上から巨大鉄球で先制攻撃、そして上着を破り捨てながら降下…、破り捨てた上着が舞い散る花びらのように舞ってただならぬ雰囲気を出していました。
肝心の格闘シーンは効果線の入れ方が上手で引き目の絵が多めながらも迫力があり、決め手になるカウンターの顔面ストレートのカットは荒々しくも繊細に選ばれた線が大迫力、敵の顔と画面の激しいぶれ方も良かったです。 この決戦の直前の力比べをするカットと、決戦後の恵がさらわれるカットもやたら上手かったです。
それにしても和服の描き方が凄く上手です、皺の描き方で生地の質感が手に取るようにわかりますね。 立ち上がる時の皺の動きをあおりでよく描けるもんだとため息が。